それらの用語を、50音別に簡単に紹介

必要以上に矯正をしてしまうことで、レーシックの場合は角膜を削り過ぎたことによって遠視の症状になってしまうことを指します。
過矯正は、レーシックなどの手術だけでなく、眼鏡やコンタクトレンズの度数が強すぎる場合にも使用される用語です。 過矯正の状態でいると、眼球に大きな負担がかかるため、眼精疲労などの原因にもなってしまいます。
眼球表面にある透明な無血管組織で“黒目”の部分を覆って眼球を保護しています。
角膜には、眼球に入ってきた光を屈折させる役目があり、レーシックなどの手術では、この角膜を矯正することで、 屈折異常による視力低下を回復させます。
角膜の90%をしめる層で、5層からなる角膜の中間に位置しており、角膜上皮と異なり、再生機能を持っていない組織になります。
レーシックでは、この層の厚さを変える(切除する)ことで屈折異常を矯正して視力回復を行います。
角膜の一番表面にある層で、眼球を保護している組織です。眼球の表面にあり、厚さ50μmという厚さしかありませんが、 角膜の中で唯一再生機能を持っており、常に傷つく危険性にあることから、非常に高い再生能力を持っています。
エピレーシックやラセックなどでは、この高い再生機能を利用することで、角膜強度を保持した角膜手術が行えます。
角膜から網膜までの長さを指しており、視力低下を起こす屈折異常の中には、この眼軸の長さによる「軸性近視」「軸性遠視」があります。
身体の成長に伴って眼球の大きさも大きくなりますが、成長の過程において眼軸が伸びてしまったり、 上下につぶれた形で成長した場合には「軸性近視」に、成長が足りなかったり、眼球が前後につぶれる形で成長した場合には「軸性遠視」となります。
“まぶしさ”のことを言い、強い光などによってグレアが生じる場合があります。
レーシックなどの場合には、手術後にこの傾向が強くなり、
夜間の街灯や車のヘッドライトが異常にまぶしくなる症状が出ることがあります。
このような症状のことを「グレア現象」と言います。
角膜と水晶体の間にあり、非常に複雑な模様をした円盤状の薄い膜のことを指します。
虹彩は「アイリス」とも呼ばれ、伸縮することによって瞳孔の開きを調整し、眼球内に入る光の量を調節する働きを持っています。