それらの用語を、50音別に簡単に紹介

「眼球追従機能」とも言い、常に角膜の中心にレーザーを照射できるように手術中に眼球の動きに瞬時に合わせて調整を行うシステム。
レーシックの手術は、麻酔が効いているので痛みはありませんが、完全に眼球を固定出来ない為、レーザーの照射中に動く場合があります。
レーザーの照射位置がズレることによって、再手術になってしまう場合もありますが、このシステムによってそのリスクが殆ど無くなったと言えます。
「説明と同意」または「告知と同意」とも言われており、治療方針やその内容、リスクなどの情報を公正に公開して、 患者自らがその治療法に対して受けるかどうかの選択が出来るようにすることです。
これは、「“病気について説明を受ける権利”と“治療を選択する自由”を保障するもの」と言うことも出来ます。
この考え方の元では、医師は医療行為に対して、メリット・デメリットなどの正確な情報と、いくつかの選択肢を含めた説明を行う義務があります。
「波面」の意味を持っており、レーシックなどでは、角膜形状などの微細な起伏を解析する際に使われます。
「ウェーブフロント・レーシック」「ウェーブフロント・イントラレーシック」などと言われる手術の場合、 通常の「レーシック」「イントラレーシック」にウェーブフロントの解析を行ったデータを利用して、 より正確なレーザー照射を可能にしたものを指します。
約200ナノメートル(1ナノメートルは10万分の1mm)という波長のレーザー光線のことを指し、 この光線で角膜の切除を行うことで、必要箇所に正確かつ安全に手術を行うことを可能にしています。
エキシマレーザーが導入される以前は、手術の失敗例も数多くあったようですが、 このレーザーを角膜手術に利用することでレ−シックが飛躍的に普及したと言えます。
エピレーシックを行う際に使用される器具のことを指します。
通常のレーシックで使われるマイクロケラロームは、フラップ厚100〜200μmで角膜を切り取りますが、
エピケラトームの場合は、約50μmの厚さで切り取ることが可能です。
これにより、角膜実質層に切れ込みを入れること無く、手術を行うことが出来るようになった為、 通常のレーシックに比べ、角膜強度を保持し、クリアな視界を確保することが可能になりました。
角膜が円錐状に突出してくる眼疾患のことを言います。
思春期に発症することが多いようですが、現在のところ明確な原因などが不明の眼疾患です。
この疾患が発症すると、屈折を行う角膜形状が変化する為、屈折異常による視覚異常になってしまいます。