視力矯正比較

現在ではレーシックのように手術によって視力矯正を行う方法や、 眼鏡などのように古くから利用されている視力矯正方法など、様々な方法で視力矯正が行われています。

レーシックという矯正法と、その他の代表的な方法を比較して紹介します。

眼鏡・コンタクトオルソケラトロジーフェイキックIOLICL
オルソケラトロジー

「オルソケラトロジー」は、通常のコンタクトレンズと同じように利用する視力矯正法の一つで手術を必要としません。 ただし、通常のコンタクトレンズと異なる点は、“寝ている間に装着する”という点にあります。

オルソケラトロジーは、ギリシア語の「ortho(矯正)」、「kerato(角膜)」、「logy(学問)」 という言葉を組み合わせたもので、「ortho-keratology(角膜矯正学)」という意味を持っており、 「角膜を矯正して視力を向上させる」という点においてはレーシックと同じですが、手術による矯正ではなく、 レンズの形状に合わせて角膜の形状を矯正します。

特徴としては、「夜寝ている間の数時間だけレンズを装着して、昼間は裸眼で生活できる」ということが言え、 手術を行わないため、何らかの支障が出た場合でも即座に対応が出来るというメリットがあります。

また、レーシックなどの場合は成長期には適応できませんが、オルソケラトロジーの場合は成長期の方が高い効果が得られるため、 成長期における視力低下にも大きな効果があります。

他にも、パイロットなどの視力制限がある職業においても手術を要さない為に、 裸眼として認識することが出来るというメリットもあります。

▶オルソケラトロジーの仕組み

通常のコンタクトレンズの場合、角膜の形状に合わせて、レンズ自体の屈折により視力矯正を行います。

しかし、オルソケラトロジーの場合は角膜の形状を矯正するので、レンズを装着することで意図的に角膜に圧力をかけます。

寝ている間に角膜に圧力をかけて矯正する為、一般的には6時間以上の睡眠時間(装着時間)が必要だと言われています。

矯正した角膜の形状は、レンズを外している間に元の位置に戻ってくるので、最初のうちは短時間しか効果が無い場合もあります。

しかし、そのような場合でも次第に効果の持続時間が伸びて、毎晩レンズを装着しなくても一定の視力を得ることが出来るようになります。

▶オルソケラトロジーの副作用
オルソケラトロジーは手術を行わないため、一般的に「副作用」と呼ばれる程の症状はありません。 しかし、異物(コンタクトレンンズ)を装着することから起こりえる症状が幾つかあります。
・残余乱視

乱視は、角膜のゆがみにより発生する視力異常の一つですが、 オルソケラトロジーは角膜の形状を矯正して視力回復を行う方法なので、一時的に乱視になる場合があります。

これは、もともと乱視になっている場合に多く発生するようですが、通常は1ヵ月程度で乱視が治まるため、 回復過程における症状の一つだと言うことが出来ます。

・グレア現象

夜間などに、街灯などの光に対して光がにじんで見える現象をグレア現象と言いますが、 オルソケラトロジーを使用した初期段階でこのグレア現象が発生する場合があります。

これは、視界が暗い場合に瞳孔が開くことによって起こりますが、 オルソケラトロジーによる治療の範囲を超えて瞳孔が開くことによってこの現象が出てしまうようです。
しかし殆どの場合、この症状も1ヵ月程度で気にならないレベルになるようです。

・角膜炎など

利用方法は異なりますが、オルソケラトロジーの扱いは通常のハードレンズと同じため、 その扱いが粗雑な場合には、同じような症状が出ます。その代表的なものが角膜炎です。

通常のコンタクトレンズと同じように不衛生な環境や間違った装着によって角膜障害が起こる場合があります。
しかし、正しい装着や、定期検診などを行うことで、発生する危険性を殆どなくすことが可能です。

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